本当に、事故を起こした時に "I'm sorry."と言ってはいけないのか?

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車をぶつけても"I'm sorry"とは言わないのか?

そもそも何で、こんなトピックについて書こうと思ったかというと、欧米に行った時、車で事故にあったら絶対に I'm sorry. て言ってはいけない、という事を聞いたか読んだ事があるためです。もしかしたら、私の思いこみかもしれませんが、このような事を聞いたり読んだ事がある人は私以外にもいると思います。


車をぶつけられた時について

実は米国デンバーでポンコツ・ボルボを運転している時、後ろから車で追突された事があります。私は信号機付きの横断歩道で止まっていたのですが、うしろからフォルクスワーゲンがつっこんで来ました。運転していたのは恐らくアメリカ人だと思いますが、開口一番 "I'm sorry."と言っていたのを覚えています。このケースでは彼が100%悪いのだし、彼も損害の賠償をするつもりで、そういったのだと思います。でも、私は特に怪我をしませんでしたし、ポンコツ・ボルボは少しへこみましたが、直すほどの車ではなかったので、そのまま"OK, OK"と言って立ち去ってしまいました。その後も、後遺症もでなかったのでこれで良いと思っています。でも、じゃあ本来は損害賠償を取るのが普通なのでは、などと思う方もいるかもしれません。実は私は後ろから前の車にぶつけたこともあるので、そのことについてもお話しましょう。


損害賠償を取るのが当たり前かどうか。

その後、少し出世してもう少しましなボルボに乗っていた時、赤信号に気付くのが少し遅れ前の車にぶつかってしまったことがありました。前の車の人は子供連れの女性でした。私は "I'm sorry."と言って、私の保険の契約書見せ、電話番号などを相手に私ました。相手の車にはかすり傷がつきましたが、その程度でした。でも、悪いのはこちらだし、自然と謝ってしまいました。その後、何の連絡も相手からはありませんでした。恐らく、後遺症などもでなかったのだと思います。本当に運転する時はよそ見をしてはいけませんね。


上のケースは特殊なのでは?

さて、最後に妻の経験について書きたいと思います。仕事中、会社の人の車に乗せてもらっている時の出来事です。一時停止で停止しているところ、後ろからアメリカ人が運転する車にぶつけられました。彼は降りてきてすぐに "I'm sorry."と謝罪を何度も繰り返したそうです。自分が悪い時に自分の非を認め"I'm sorry."というのはある程度普通の事と理解して良いと思います。でも、謝罪する誠意のない人は世界中どこにでもいることも同時に覚えておく必要もあります。

結論として言える事は、自分が悪い時は謝ったほうが良いという事が言えると思います。でも、悪くないのに謝ったりすると自分のせいだと認めている、と解されることもあるのかもしれません。自分が悪いと認めてしまうと、損害の賠償も求められてしまうかもしれませんね。でも、日本でも自分が悪くないのに謝る人はあまり多くないと思いますが、どうでしょうか。




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